<新馬戦情報>

6月3日付の本紙「2歳馬先取りクラシック番付」で牡馬の横綱に推されたアークライト(藤沢和、父ディープインパクト)が、満を持して5日の函館芝1800メートルでデビュー戦を迎える。14年桜花賞馬ハープスターの全弟と血統は抜群。牧場での評価、調教の動きともに良く、期待が高まる。

桜花賞馬ハープスターの全弟が初陣を迎える。牧場、藤沢和師の評価も高く「2歳先取り番付」では堂々の横綱に。1週前追い切りは函館芝コースで4ハロン54秒8-12秒2。函館に入厩してからは初めて時計を出したがラスト1ハロンはさすがの動き。1週前追い切りを見届けた藤沢和師は「初めての本馬場で時計は遅いけど、しまいの反応はよかったね」と目を細め、騎乗した団野騎手(レースはルメール騎手)も「芝に行っての動きは良かったですし、背中のいい馬ですよ」と好感触だ。

当初は6月21日の東京芝1600メートルでのデビューもプランに上がっていたが、予定を延ばして函館へ。「東京は馬場が悪かったのでこっちに持ってきた。大きい馬で涼しいのはいい。ちょうどいい時に来たね。場所にも慣れて落ち着いている。(1週前追い切りは)スクーリングとしてはよかったんじゃないかな。追い切りとレースが同じコースなのもいい」と函館遠征の理由を説明した。

6月30日は函館ウッドコースを1周半して汗を流した。津曲助手は「順調ですよ。こっちに移動しても変わりなく来ています。先週の本馬場での動きがよかったし、幸い週末は天気が良さそうですしね」と話す。アークライトの最終追いは今日、芝コースで行われる予定。22年の2月に定年を迎える藤沢和師は、現2歳がクラシックに挑む最後の世代になる。クラシック戦線を期待される同馬がどんな動きをするのか、注目が集まる。【三嶋毬里衣】

◆アークライトの母ヒストリックスター 93年桜花賞、オークスを制したベガが生んだ唯一の牝馬で、父はイタリアG1勝ち馬で02年ジャパンC覇者のファルブラヴという超良血馬。兄にダービー馬アドマイヤベガ、G1・7勝アドマイヤドン(01年朝日杯FS、04年フェブラリーS他)などがいる。自身は未出走のまま繁殖入りした。

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