27日、アイルランドのカラ競馬場で愛ダービー(G1、芝2400メートル)が行われる。例年は英国、フランスのダービーよりも遅い日程で行われているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、各国でクラシック競走を含めたレーススケジュールが大幅に変更。欧州主要国のダービーで一番最初に行われることになった。

25日に出走馬と枠順が確定し、今年は現時点で15頭立て。15頭立てで行われると、ザミンストレルが勝った77年以来43年ぶりのこととなる。

人気を集めているのはサンティアゴ(牡3、A・オブライエン、父オーソライズド)。19日にロイヤルアスコット開催のG2クイーンズヴァーズを快勝しており、鞍上はシェーミー・ヘファーナン騎手が務める。愛ダービー13勝のエイダン・オブライエン師は6頭出し。長男のジョセフ・オブライエン師は3頭、次男のドナカ・オブライエン師は1頭を出走させる予定になっている。

また、アイルランドを代表する障害競走のトップジョッキー、レイチェル・ブラックモア騎手がキングオブスローン(牡3、E・マリンズ、父ハードスパン)とのコンビで愛ダービー初騎乗を果たすことになった。レーシングポスト電子版はアイルランドのクラシック競走に騎乗する史上3人目の女性騎手と伝えている。

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