<追い斬り激論:高松宮記念>

春のG1第1弾、高松宮記念(G1、芝1200メートル、29日=中京)の追い切りが25日、東西トレセンで行われた。「追い斬り激論」は藤沢和厩舎の有力2頭をピックアップ。75歳のレジェンド堀内泰夫記者と久野朗記者が、昨秋の短距離王タワーオブロンドン(牡5)を推した。一方で木南友輔記者は桜花賞馬で、昨年の最優秀3歳牝馬グランアレグリア(牝4)をプッシュした。

木南 またホリさんを連れて来ましたね。

久野 レジェンドを登場させると予想が当たる。

堀内 俺の運を吸い取るな!

久野 まあまあ。タワーオブロンドンに素軽さを感じました。休み明けをたたいた上積みがあり、秋春スプリントG1制覇は十分にいけます。

美浦ウッドを単走5ハロン67秒6-12秒6。道中やや行きたがる面はあったが、馬なりで我慢が利いた。藤沢和師は「疲れもなく順調に来た。気持ちも穏やかでやる気もある」と好感触だ。オーシャンSは5カ月ぶりの一戦で、G1馬のため1頭だけ58キロを背負った。直線の反応は鈍かったが3着は地力。巻き返しへ態勢は整った。

堀内 今の短距離界では一番強い。東京で重賞2勝。左回りも問題ない。直線の長い中京は末脚を生かすのに向いているコース。

木南 乗り難しい馬で、乗り替わりが不安です。

久野 藤沢和師は福永騎手に対し、「日ごろから競馬で(管理馬が)一緒に走っているのだし自信持って頑張ってくれ」と信頼する。ドバイが中止になった分、鞍上は日本のG1奪取に燃えているはず。

木南 グランアレグリアの動きが目立ちました。文句なしのS評価です。

坂路4ハロン51秒9-12秒3の好時計を、馬なりで楽々とマークした。スピード感満点。藤沢和師は「すごく気のいい馬で調教のしやすい馬」と高く評価した。気がいいからこそ鉄砲が利き、今回と同じ休み明けは桜花賞、阪神Cを圧勝。前走から1ハロン短縮する初の1200メートルが鍵となるが、師は「1400メートルを1回使っていると違う」と、マイルとは異なる短距離の流れを経験したのを強みと捉える。

久野 週末は雨予報。タワーオブロンドンは洋芝で好走歴があるから問題なし。グランアレグリアは道悪は未知数だけど。

木南 母父は力のいる馬場を得意とするタピットだから大丈夫。藤沢和師も前向きな馬だから、と心配していない。

久野 まさか本命?

木南 考えていいと思います。

堀内 欧州主要国の競馬が開催中止。日本は開催ができるだけ幸せだな。

久野 藤沢和師も、競馬をやらせてもらえるのは奇跡だよ、と言っています。

木南 予想を当てることは大事。でも春G1開幕でも無観客競馬は続きそうですけど、我々は仕事ができるありがたみも感じたいですね。

  1. 有料版極ウマ・プレミアムとは?
  2. ニッカンAI予想