<高松宮記念:追い切り>
ダノンスマッシュ(牡5、安田隆)は栗東Cウッドで4ハロン追いを行った。
前走オーシャンS1着から中2週と間隔が詰まることを考慮し、中間は坂路ではなくコース追いが選択されている。この日も気持ちが入りすぎることのない、軽快な脚さばきを披露した。また、ゲート練習も課され、前走で見せた出遅れの不安解消にも取り組んできた。安田隆師は「今のところはいい形で出走できると思います。以前は背腰が甘かったけど、昨年の香港遠征から帰ってきたあたりから、馬がシャキッとしてきましたね。走りがぶれないし、調教でもしっかり走る。スピードを身上とする馬なので、できれば良馬場のいいコンディションでやりたい。相手関係もすごく強くなりますが、自分の競馬をすれば結果が出せると思います。ここはひとつ、チャンピオンになってほしいと思います」と自信をのぞかせた。父ロードカナロアとの父子制覇に向けて、順調に調整が進んでいる。