父ハーツクライ、母シビル(母父ワイルドアゲイン)。G1勝ち鞍は13年天皇賞・秋、14年ドバイデューティフリー(現ドバイターフ)、安田記念。

国内20戦中、12戦で上がり3ハロンメンバー最速の末脚を繰り出した追い込み馬。年齢を重ねて本格化するハーツクライ産駒のお手本のように、古馬になって一気に才能が開花した。4歳夏以降、連対を外したのは14年凱旋門賞8着、有馬記念4着だけだった。海外初挑戦となったドバイデューティフリーは2着馬に6馬身4分の1差をつける圧勝で、その勝ちっぷりは世界のホースマンに衝撃を与えた。14年度ロンジンワールドベストホースランキングで130ポンドのレーティングを維持し続け、日本馬史上初めて名実ともに世界1位の評価を得た。現4歳世代が初年度産駒。重賞勝ち馬はまだ少ないが、ヴェロックスが昨年の皐月賞2着、ダービー&菊花賞3着と活躍している。産駒たちは父同様、古馬になってさらなる活躍が期待される。種付け料は400万円。

社台SSの佐藤剛氏 ポテンシャルの高い産駒がたくさんいますので1つ、2つと重賞を勝ったことで、ここからポンポンと勝ってくれるかと思います。2歳の早い時期から芝、ダート、そして長い距離まで活躍できるのがこの産駒の特徴です。

  1. お得な新入会プラン登場! 競馬情報サイト【極ウマ・プレミアム】
  2. 競馬予想に【ニッカンAI予想アプリ】