短期免許を取得し、南関東で騎乗中のミカエル・ミシェル騎手(24=フランス)は24日、大井で7鞍に騎乗し、8R(C2、ダート1600メートル)を5番人気アモローサ(牝4、渡辺和)で逃げ切り、地方競馬通算14勝目を挙げた。

南関東4場で唯一勝利がなかった大井での初勝利。「うまく前に出られた。ものすごく満足。大井というハードルを乗り越えた」と振り返った。ゴール後に2着の的場騎手が右手を伸ばして祝福。「おめでとうと言われた。馬が怖がってしまって、的場さんにタッチできなかった」とハイタッチを返せなかったが、「最高の気分でした。これがスポーツ」と笑顔を見せた。

休日のこの日はウイナーズサークルに多くのファンが集まり、ハートマークで声援に応えた。「前回よりもたくさんの方に来ていただいた。サウジに行く前に明日も勝ちたい」と連日の勝利を狙う。

同騎手は25日も大井で6鞍に騎乗予定。28日はサウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われる騎手招待競走「STCインターナショナルジョッキーズチャレンジ」に参加する。

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