<フェブラリーS>◇23日=東京◇G1◇ダート1600メートル◇4歳上◇出走16頭

16頭立て最低人気(単勝142・6倍)のケイティブレイブ(牡7、杉山晴)が2着に食い込んだ。滝本和義オーナーは検量室前でG1初騎乗だった長岡禎仁(よしひと)騎手(26)を絶賛した。

「こんな結果になるとは思わなかったです。川崎記念(6着)があまりにひどい結果だったので、フェブラリーSを使ってほしいと先生(杉山晴師)にお願いしたんです。体調はいい、どこも悪くない、でも、結果が出ないということだったので、短い距離で後ろからいってほしいとお願いしました。私が言うのもなんですが、力はこのメンバーに入れば上だと思っていました。騎手は長岡でいってほしい、とお願いしました。結果が出ていない馬なのでトップジョッキーだと乗ってくれなかったかもしれないし、こちらの思いは伝わらなかったと思う。彼はずっと調教に乗ってくれているし、彼となら意思疎通ができる。長岡君の騎乗は完璧でしたよね。新聞で読んで苦労しているのも知っていたから、本当に良かった。2着ですけど、勝ったも同然です」。

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