四位洋文騎手(47)が17日、都内のJRA本部で調教師免許とバッジを交付され、共同会見を行った。29日で騎手を引退(同日の阪神競馬場最終レース後に引退式)し、3月1日から調教師としてのスタートを切る。

-今の心境を教えてください

四位騎手 今日は調教師のバッジをいただいて、身が引き締まる思いというか、まあ、でもまだ、あと今週を入れたらあと3日間、騎手の日が残っていますので、やっぱり、最後の騎乗を終えてからだと思います。いろいろ感じるのは。

-合格されてから日が経過して、厩舎経営へ向けて新たな気持ちは?

四位騎手 自分としては今年の約1年間は準備期間だと思います。いろんな調教師の先生方のところで勉強させてもらったり、生産地の方にうかがって、生産者の方といろいろお話しさせてもらってという中で、経営方針というのは今、ざっくりとはあるんですけど、本当に固まるものはこの1年間を通してつくっていけたらいいなと思います。自分としては、経営方針というか、生き物と対している仕事なので、馬を大切にしていくことは何よりも第一に考えています。

-騎手として数々の大レースを制してきましたが、1頭挙げるのは難しいと思いますが、思い出の馬を挙げるとすれば?

四位騎手 そうですね。これは本当によく聞かれる質問、難しい質問なんですけど・・・、答え方が難しいんですけど・・・、そうですね、自分としては子どもの頃からの夢であった日本ダービーを勝たせてもらったウオッカという馬が一番かなという感じがします。

-バッジの印象は?

四位騎手 慣れていないので、バッジを着けるのに早く慣れないといけないな、と思いました。副理事長さんからいただいて、「ありがとうございます」と言いました。将来的には海外に転戦する馬も作っていかないといけないと思います。

-3月からは藤沢和厩舎で研修されると聞いています。その後の予定などは決まっていますか

四位騎手 まだジョッキーなので、3月になってからですね。そこまで考えられないです。まだ、ジョッキーが残っているので。

-調教師になられたらどういうタイプの馬を育てたいですか、「騎手が乗りやすい馬をつくりたい」というようなイメージはありますか?

四位騎手 騎手の立場ですと、競馬はゲートに入ったときにゼロからのスタートになるのですが、気性が悪いとか、口向きに難がある馬は、マイナスからのスタートになってしまう。そういう意味でジョッキーはマイナスのポイントがない馬の方がいいです。ジョッキーが乗って、クセがない、乗りやすい馬を育てていくのが理想かなと思います。心配事がレース前にあると、その心配をつぶす作業が大変。問題をクリアされた上でゲートに入りたい。不安なファクターが1個でもないように。馬づくりをやっていきたいなと思います。

-ジョッキーとしての気持ちが残っているとおっしゃっていましたが、最後の騎乗へ向けて緊張感は?

四位騎手 いえ、もう変わらないです。30年くらいジョッキーですから。ちょっと経験したことのないところなんで、最後を迎えてみないとどうなるかわからないんですけど、自分としては全然。すいません。

-最後の騎乗は決まっていますか?

四位騎手 はい。(阪神の)最終レースです。最終レース乗ります。

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