<クイーンズシルバージュビリーC>◇16日=シャティン◇G1◇芝1400メートル◇出走7頭
ビューティージェネレーション(セン7、J・ムーア、父ロードトゥロック)が制し、5戦ぶりの白星を挙げた。ザカリー・パートン騎手騎乗の勝ちタイムは1分21秒64。
絶対的な強さを誇っていた香港の賞金王だが、今シーズンは初戦の昨年10月セレブレイションCを勝った後にG2シャティントロフィー3着、G2ジョッキークラブマイル3着、G1香港マイル3着、G1スチュワーズC2着と4連敗。かつての怪物的な強さが鳴りをひそめていた。今レースではライバルのワイククが不在だったものの、好位追走から力強い差し切りでこのレース3連覇を達成。G1競走8勝目を挙げ、古豪健在を示した。
今後について、香港ジョッキークラブの公式ニュースはドバイターフ(G1、芝1800メートル、3月28日=メイダン)へ遠征する可能性を報じている。管理するムーア師は「オーナーがゴーサイン(グリーンライト)を出してくれることを願っています。なぜなら彼はとても能力がありますし、ドバイの1800メートルで大仕事をできると思ってますから」とコメントしている。