15日の小倉5R(3歳未勝利、芝1800メートル)で落馬し、左鎖骨骨折と診断された藤田菜七子騎手(22=根本)が復帰まで少なくとも約1カ月を要することが16日、分かった。同騎手が入院している北九州市内の病院を訪れた師匠の根本康広調教師(64)が明かしたもの。

同調教師は「思っていたよりも明るく元気な様子だった。MRIやCTの結果も異常なかった。骨にずれが見られる。今後はプレートで固定する手術をする予定。おそらく治るまでは2、3週間かかると思う。復帰までは1カ月程度はかかるんじゃないかな」と今後の見通しを話した。今週半ばにも退院し、茨城県内の病院でプレートで固定する手術は受ける予定。

招待を受けていたサウジアラビアで行われる騎手招待競走「STCインターナショナルジョッキーズチャレンジ」(28日)、スペインの国際騎手招待レース(3月8日)は主催者に断りを入れたという。デビュー5年目にして初めての長期離脱となったが、同調教師は「本人は乗りたいだろうけど、無理せず、しっかり治して復帰してほしい」と完治を優先させることを強調した。

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