<ケープヴェルディ>◇16日=メイダン(ドバイ)◇G2◇芝1600メートル◇3歳上牝◇出走8頭

フランスで開業している日本人トレーナー、清水裕夫調教師が管理するニスリーン(牝6、父レイヴンズパス)のドバイ遠征初戦は惜しい2着だった。

ピエール・シャルル・ブドー騎手を背に軽快な走りで道中は中団を追走。直線入り口で内ラチ沿いを上昇し、直線1度は完全に抜け出したが、ゴール前で外から迫った1番人気マジックリリーとの追い比べに短頭差敗れた。ブドー騎手は「とてもよく走ってくれました。いいペースで流れて、4コーナーでは進路ができ、楽な手応えで上がっていけました。彼女はとても勇敢な馬です」とたたえた。

「ケープヴェルディ」は「ドバイワールドカップカーニバル」の序盤に行われる牝馬限定のマイル重賞として知られている。勝ったマジックリリー(牝5、C・アップルビー、父ニューアプローチ)は地元ゴドルフィンの所属。2歳秋のG1フィリーズマイルで3着という実績があり、母が11年の英オークス馬ダンシングレイン(同年秋のエリザベス女王杯で来日)という良血馬だった。鞍上はジェームズ・ドイルで勝ちタイムは1分34秒84。2着のニスリーンから2馬身半差の3着もゴドルフィンのビヨンドリーズンが入っている。

ニスリーンはフランスのジョン・ハモンド厩舎でデビュー。武豊騎手とのコンビで18年秋にサンクルー競馬場のリステッド競走を勝っている。昨年は条件戦で2戦2勝。凱旋門賞馬モンジューを育てたハモンド師が勇退し、今回は厩舎を引き継いだ清水裕夫師のもとで挑む初戦だった。

清水裕夫師は昨年末に20年の抱負を語っており、「朗報を伝えられれば良いですね」と意気込んでいたニスリーンのドバイ遠征は重賞2着という幸先の良いスタートとなった。

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