社台スタリオンステーションは18日、種牡馬のニューイヤーズデイを導入したことを発表した。同馬は米国産の8歳馬で、13年BCジュヴェナイルを優勝。
オーストラリアの歴史的名牝ウィンクスや、米国で殿堂入りしたゼニヤッタなど、名馬を多数輩出したストリートクライを父に持つ。14年に種牡馬入りし、2世代目の産駒からは今年のケンタッキーダービーで1位入線(17着降着)したマキシマムセキュリティが出ている。
同SS事務局の三輪圭祐氏は「アメリカから馬を買うというのは、スピードが優れていることが大事です。典型的なダート馬というよりは、スピードや手先の軽い芝を走れる要素があると思って導入を決めました。父ストリートクライはマルチなホームランバッターですし、日本競馬に適応しているマキャベリアン系の種牡馬ですからね。期待しています」と話した。種付け額は11月下旬に決まる見通し。