<六社S>◇6日=東京◇3歳上3勝クラス◇芝2400メートル◇出走15頭
六社Sに出走した「ジャンプ界の絶対王者」オジュウチョウサン(牡8、和田正)は10着に敗れた。
有馬記念(9着)以来の平地競走。1番人気に支持され、好位2番手を進んだが、上がり勝負の展開に対応できなかった。
レース後の石神騎手は沈痛な表情。「前々で運ぼうと思ってましたが、もうちょっと縦長(の隊列)になってほしかったです。逃げた馬が(ペースを)抑えたので、突いたんですけど、ペースが上がらなかった。上がり勝負になると厳しかったです」と声を絞り出した。和田正師は報道陣に囲まれると、「すいません。強いところをお見せできれば良かったんですが・・・、またいい競馬をできるように作り直していきたい。申し訳ないとしか言いようがない」と話した。今後は平地専念か、障害競走復帰か、まったくの白紙となった。