ヴァルトガイスト(牡5、A・ファーブル、父ガリレオ)に騎乗するピエール・シャルル・ブドー騎手(26)が凱旋門賞前日(5日)のパリロンシャン競馬場で爆発した。

8鞍に騎乗し、1Rドラール賞(G2、芝1950メートル)、3Rダニエルウィルデンシュタイン賞(G2、芝1600メートル)、5Rの2歳条件戦(芝1600メートル)、7Rショードネイ賞(G2、芝3000メートル)を勝利。重賞3勝を含む計4勝を挙げた。

14年に短期免許で来日したときは体重調整に苦しみ、ブーツを履かず、靴下のままレースに騎乗(戒告処分)したことが語り草になっているブドー騎手。15年、16年に2年連続でフランスリーディングジョッキーに輝き、17年、18年は同2位。今年もここまで2位につけている。間違いなくフランス競馬界の今後を背負っていく若き天才ジョッキーだ。

昨年の凱旋門賞は直線でスムーズさを欠きながら4着に食い込んだ。フォワ賞を連覇し、エネイブル相手にリベンジを狙う本番。悲願の凱旋門賞制覇へこん身の手綱さばきを見せてくれそうだ。

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