<日本テレビ盃>◇23日=船橋◇統一G2◇ダート1800メートル◇3歳上◇出走8頭◇1着馬にJBCクラシックの優先出走権

クリソベリル(牡3、音無)が単勝1・1倍の圧倒的人気に応えて快勝した。統一重賞3連勝を飾り、これでデビューから無傷の5連勝。前走のジャパンダートダービーに続き、兄クリソライトとのきょうだい制覇を成し遂げた。

底を見せぬ3歳馬に古馬の壁などなかった。道中は前を見ながら好位を進み、3角を過ぎると単独2番手へ。直線に入り、残る標的ロンドンタウンを抜き去った。最後は4馬身差の完勝。川田将雅騎手(33)は「無事に勝つことができて良かったです。行く馬を行かせてリズムを取りながら、予定通りの競馬ができました」と振り返り、「成長が伴えば日本で1番を争えると期待を込めています」と続けた。前日22日のオールカマー(スティッフェリオ)に続き2日連続重賞制覇の音無秀孝調教師(65)は今後について「JBCは行かない方向です。浦和は小回りなので、大事を取って」と説明。放牧を挟み、12月1日中京のチャンピオンズC(G1、ダート1800メートル)を目指す。【渡辺嘉朗】

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