秋山真一郎騎手(40)が4年ぶりの函館参戦で主役を張る。日曜メインの函館スプリントS(G3、芝1200メートル、16日)でシュウジ(牡6、須貝)に騎乗。06年函館SS制覇など当地実績は十分。函館通算連対率は21・7%を誇る。シュウジは16年函館SS2着で巧者コンビが結成された。

夜が明けたばかりの函館ウッドコース。秋山騎手を背にシュウジが、軽やかなフットワークを披露した。軽めの調整ながら気分良さそうに、朝日の中を駆け抜けた。「(北海道スプリントC=6日門別から)連闘だけど疲れている様子はない。馬は元気です」。秋山騎手は好感触を得た。

ジョッキーは4年ぶりの函館にも不安は全くない。12年には開幕日に4勝をマークするなど相性抜群。通算659走で69勝、勝率10・5%、連対率21・7%、複勝率29・6%。全10場別の連対率は福島と並び1位。乗り鞍が福島の2倍以上であることを踏まえると最も得意なコースといっていい。「函館はファンも熱心だし町そのものが応援してくれる。町と競馬が一体になっている感じ」と味方は「函館のひと」だ。

シュウジは近3走ダートだが、16年阪神C勝ちなど芝実績も十分。山田助手は「パワーもスピードもある。芝なら力のいる洋芝の方がいい。前に気分よく行ければ」と話す。日曜の函館は雨予報。シュウジはやや重で重賞2勝、通算3勝。力のいる馬場は望むところだ。

「馬はベテランなので、いろいろ分かっていると思う。時計がかかる方がいい。雨が降ってほしいですね」と秋山騎手。久々登場の函館男を、天気が後押ししそうだ。須貝厩舎は函館SSで過去2着3回。頭差、首差、鼻差・・・あと1歩及ばない。シュウジはレコード決着だった16年、ソルヴェイグの鼻差2着。初コンビの秋山騎手が「ハコ乗り」で勝利をもたらす。【網孝広】

◆秋山騎手と函館 03年函館スプリントSテイエムサンデー(4着)が初騎乗。コース別成績では全69勝のうち、最多となる21勝を芝1200メートルで挙げている。芝全体の単勝回収率は113%。馬券での貢献度も高い。

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