<オークス:追い切り>

時計は平凡でも、動きは非凡だ。コントラチェックはウッドコースで5馬身前にいるドラゴンストーム(障害オープン)を追いかけた。直線半ばで内から追いつくと、あとは馬体を併せたままでゴール。騎乗した杉原騎手(レースではレーン騎手)は手をほとんど動かさず、5ハロン69秒9-12秒8をマークした。

藤沢和師は「いつもそんなに速い時計を出す馬じゃないからね。今回も遅めだったけれど、順調だし動きは良かった」と満足そう。3月のフラワーC以来だが「桜花賞は(中2週と)強行になるので、オークスに直接向かうことに」と予定通りのローテだ。無理をさせなかったことが、今の充実ぶりにつながっている。

半姉で重賞3勝のバウンスシャッセは14年フラワーCを勝った後に皐月賞に挑戦し11着と壁に当たった。だが、オークスでは3着と巻き返しに成功。トレーナーは「お姉さんは惜しい競馬。その分も頑張ってほしい」と期待する。主戦のルメール騎手は騎乗停止でも、代役が先週のヴィクトリアMを制したレーン騎手なら不足なし。「好位からの競馬もできているし、逃げにこだわらずに」(藤沢和師)と、自在の競馬で女王の座を目指す。【三上広隆】

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