<皐月賞>◇14日=中山◇G1◇芝2000メートル◇3歳◇出走18頭◇5着までにダービー優先出走権

クリストフ・ルメール騎手(39)が騎乗した1番人気サートゥルナーリア(牡、角居)が05年ディープインパクト以来となる無敗の皐月賞馬に輝いた。中団外を追走し、最後の直線では4番人気ヴェロックス(牡、中内田)との激しいたたき合いとなったが、頭差制した。勝ちタイム1分58秒1。年明け初戦で皐月賞を制するのは史上初。前走からの間隔は中106日で今レースにおける最長間隔勝利を更新した。ルメール騎手はクラシック完全制覇。

鼻差の3着に3番人気ダノンキングリー(牡、萩原)。

レースはランスオブプラーナがハナに立ち、ダノンキングリーが内の3番手、その後ろにアドマイヤマーズ、ヴェロックスが並び、外からサートゥルナーリアがマークする。人気上位馬が前めにつけて1000メートル59秒1の流れで4コーナーへ。直線半ばで先頭に躍り出たヴェロックスに外からサートゥルナーリアが馬体を競りかける。内からはダノンキングリーが馬群を割って脚を伸ばす。ゴール前では3頭が横一線に並んで激しいたたき合いとなるが、わずかに前へ出たサートゥルナーリアが戴冠を果たした。

激しいバトルに審議中のランプが長い間続いた末にそのまま着順通り確定した。ルメール騎手は「直線は追えていたが、スタンド前で物見をして内にもたれた。調教でもずっといい感じでこられたので自信はありました。今日は休み明け。次のダービーはトップコンディションでいける」と、2冠奪取へ手応えを感じていた。

管理する角居勝彦調教師は2010年ヴィクトワールピサ以来皐月賞2勝目。「うれしいです。パドックではいい出来に見えた。馬場は堅くて速かったが、(ルメール騎手が)ポジション取りもうまく、かかっている感じでもなかった。高い能力のある馬だけど、ああいう激しい競馬はしていなかったので戸惑っていた」。G1ウイナーの母親である日米オークス制覇の名牝シーザリオについて「必ず競馬で結果を出している。日本を代表する血脈になってくれれば」と期待を込めた。

オーナー、厩舎の目標は次のダービー(G1、芝2400メートル、5月26日=東京)。「調教がしやすい馬だし、距離的な壁がなければ結果は出せる。ちゃんと休ませて、馬体チェックを入れてね。次はさほど無理な調整をしなくてもいけるかな。これからも結果を出せるよう頑張っていきます」。

また、暮れのホープフルSから皐月賞へ直行したローテについて「ダービーを目標とすると、(TRを使うと)中山へ2回輸送することになるがそれは馬への負担が大きい」とオーナーサイドの声があったという。

馬連(7)(12)950円、馬単(12)(7)1140円、3連複(4)(7)(12)1480円、3連単(12)(7)(4)4390円。

(注=成績、払戻金などは、必ず主催者のものと照合して下さい)

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