老衰のため18日に24歳で死んだキングヘイロー(牡)について、デビューから主戦を務め、27戦中13戦の手綱をとった福永祐一騎手(42)が20日、栗東トレセンで思いを語った。
98年の皐月賞では2着と好走したが、自身初騎乗となったダービーでは2番人気で14着に敗れた。「ダービーを含めて、いろいろな経験をさせてもらって感謝の思いしかない。結果で返したかったけど残念。安らかに眠ってほしい」と悼んだ。
福永騎手自身は昨年、キングヘイローから数えて19回目の挑戦となったダービーをワグネリアン(牡、友道)で制覇した。