春のG1シリーズがいよいよ開幕。今週は中京競馬場で春のスプリント王を決める高松宮記念(G1、芝1200メートル、24日=中京)が行われる。

JRA唯一の女性ジョッキー、藤田菜七子騎手(21=根本)はスノードラゴン(牡11、高木)とのコンビで2度目のJRA・G1に挑戦する。

15日は美浦坂路で1週前追い切りに騎乗(4ハロン52秒3-ラスト13秒2)。初コンタクトを終え、「全然無理をしていないですし、元気いっぱいです」と好感触をつかんだ。

G1初挑戦だったフェブラリーS(5着)は同じくG1初挑戦のコパノキッキングがパートナーだった。今回は14年スプリンターズSを制したG1馬。高松宮記念は14年2着、16年7着、17年7着、18年9着と5度目の出走になる大ベテランについて、「さすがにいい馬だし、おとなしく、すごくパワーがあるなと感じました」と評した。

同馬は引退レースの可能性もある。芦毛馬と若手騎手のラストランといえば、オグリキャップと武豊の90年有馬記念。「乗せていただけることはありがたい。どのレース、どの馬も一鞍一鞍大事に乗りたい」。3週連続勝利の菜七子騎手の手綱さばきから目が離せない。

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