<柏山自夢・ケイバーメトリクス最終解答:中山12R>

昨日今日と、世間ではセンター試験だ。受験生は懸命に出題傾向を分析し、対策に励んできたことだろう。健闘を祈りたい。

傾向分析と対策が大事なのは競馬も同じ。特に開催終盤は馬場の荒れ具合を正確に把握し、適切な戦法を選ぶことが不可欠になる。これを得意とするのは、さすがのルメール騎手だ。昨年、開催7~12日目の芝競走で勝率36・1%。開催6日目以前(同27・3%)から大きく数字を伸ばしていた。単勝回収率は117%。ちなみに、該当期間の43勝中39勝が1、2番人気でのもの。単勝オッズは過半数が2倍台以下で、10倍以上は1つ(菊花賞フィエールマン=14・5倍)だけだった。数字が跳ね上がりにくいなかでの黒字計上だけに、大きな価値がある。【開催終盤に強い騎手】として覚えておくべきだろう。

◆中山12R ◎アヴィオールの500万勝ちは、約2カ月にわたる東京開催の最終日(昨年6月24日)に挙げたものだ。こちらも開催終盤の巧者。ルメール騎手の腕も鳴るだろう。既走馬相手にデビュー勝ちしたほどで、久々は全く問題なし。最終追いでは調教駆けする素質馬に先着しており、体も出来ている。単勝(2)。馬連(2)-(6)(7)(10)(9)。

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