JRAは10日、大阪市内で定例会見を行い、来年度中に全10競馬場へのUMACA投票(キャッシュレス)導入を完了すると発表した。来年4月6日から京都、6月1日から函館、同29日から小倉、7月13日から札幌と新潟、8月17日から中山。秋以降は各ウインズでも順次導入する予定。その他の発表は以下の通り。

★払戻金の上乗せ 通常の払戻金に売り上げの5%相当額を上乗せして払い戻す「JRAプレミアム」を東西金杯(来年1月5日)の馬連を対象に行う。また同6日の日刊スポーツ賞シンザン記念から5月25日葵Sまでの3歳重賞の馬連、5月26日ダービー当日の全場、全レースの馬連、6月1日~12月15日および12月28日の2歳戦の単勝、12月21、22日の全場、全レースの馬連も対象となる。またJRAプラス10も全競走、全投票法で実施する。

★開催中止の前日発表 今年9月30日阪神の台風接近による開催中止を、鉄道会社の計画運休により前日発表したことを踏まえ、JRAとして今後も同様の場合は前日の開催中止発表を行うとした。

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