<中日新聞杯>◇8日=中京◇G3◇芝2000メートル◇3歳上◇出走14頭

3歳馬のギベオン(牡、藤原英)が鼻差の接戦を制し、重賞初制覇を果たした。勝ち時計は1分59秒3。短期免許で来日中のC・デムーロ騎手(26)は昨年の中日新聞杯をメートルダールで勝っており、連覇となった。2着には12番人気のショウナンバッハ(牡7、上原)が入った。

強い風と激しい流れ。タフなレースを、素質を評価される3歳馬が制した。縦長の展開の中、前半は中団を追走。他馬を風よけに使った。「折り合いはついたし、いい場所が取れた」とC・デムーロ騎手は理想的なレース運びをした。

風を直接受けるアウトコースに持ち出されたのは直線に向いてから。「徐々にポジションを上げて先頭に立ってくれた」。完全に抜け出した後、1頭だけ追い込んできたショウナンバッハにいったん前へ出られたが、ゴール寸前で鼻差、差し返した。「よく頑張ってくれた。とてもいい馬」と相棒をたたえた。

春はNHKマイルCで2着に好走したが、中距離に対する適性も見せた。「これからが楽しみ」と荻野助手は将来を嘱望する。藤原英師が香港Cのステファノスに同行しているため次走は未定だが、強い3歳世代からまた1頭、未来明るい馬が誕生した。【岡本光男】

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