<ジャパンC:1週前追い切り>

ジャパンC(G1、芝2400メートル、25日=東京)へ向け、ミッキーロケット(牡5、音無)が14日、栗東坂路で1週前追い切りを行った。併せたレッドアヴァンセ(マイルCS出走)には遅れたが、4ハロン53秒1-12秒7をマーク。秋初戦の天皇賞は5着に敗れたが、確かな上昇気配を見せた。

「ここが一番の目標」と意気込む音無師は、「中3週だからこれで十分。瞬発力はアヴァンセの方が上だから」と余裕の表情だ。2馬身遅れたが、最後まで力強い脚色で駆け上がった。前走は勝ち馬から0秒4差。予定した京都大賞典をスライドし、ぶっつけG1だっただけに前向きにとらえている。「前走は距離が足りなかったし、早め早めに動きたかったけど内に押し込められてしまった。距離が延びるのはいい方に出る。使った上積みもある。(落馬負傷で)和田さんが乗れないので、どの騎手になるか分からないが来週は乗ってもらうつもり」。狙うはロングスパート。G1・2勝目へ準備が整ってきた。【木南友輔】

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