<菊花賞:1週前追い切り>

クラシック最終戦、菊花賞(G1、芝3000メートル、21日=京都)の1週前追い切りが11日、東西トレセンで行われた。皐月賞馬エポカドーロ(牡3、藤原英)は栗東Cウッドの併せ馬で、軽快な動きを見せた。前走の神戸新聞杯4着から、本番での巻き返しを狙う。

やや力の要る馬場状態となったCウッドで、エポカドーロが軽快に伸びた。古馬1000万の僚馬コーカスとの併せ馬。3馬身半差を徐々に詰めながら迎えた直線。騎乗した岡田騎手(レースは戸崎騎手)がいっぱいに追う。ラスト1ハロン11秒9と伸び、併入でゴールした。

皐月賞馬という看板を持つ“若きエース”に、特別なことはいらない。「いい動きやった。予定通りのいい追い切りやった。ここまで順調に来ている。順調が何よりやな」。見守った藤原英師も、静かにうなずいた。

1番人気に推された前走の神戸新聞杯は、スタートで出遅れ、想定外の競馬になった。いつものように前で流れに乗れず、後方から差を詰めるも4着止まり。師も「こっちの思惑通りに行かなかった」と唇をかむ。ただ、1度使って「良くなっているよ」と力を込めた。

ダービー前は、母系の血統と体形から距離を心配されたが2着に入った。今回は、さらに延びて3000メートルになる。「距離は、やってみないと分からない。でも、今はチャレンジ、チャレンジでいく」。父はオルフェーヴル。怪物の血を信じて、未知の壁に挑む。【木村有三】

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