福永祐一騎手(41)が16日の落馬による負傷によって、17日阪神の騎乗を取りやめた。11R仲秋Sのレッドアンシェルなど騎乗予定だった8頭はすべて乗り替わりとなった。

同騎手は16日の阪神6Rでスリーヘリオス(15着)に騎乗した際、ゴール入線後に落馬。同日はその後も3鞍に予定通り騎乗し、10Rではカフジバンガードで勝利を挙げたが、全レース終了後に念のため競馬場外部の病院でCT検査を受けたところ、頭蓋骨骨折、気脳症と診断された。ただ、症状は軽いという。

福永騎手は「右こめかみの骨折とわずかな空気の混入はありますが、痛みはなく、感染症や髄液の漏れの心配があるので念のため騎乗を取りやめました。月曜(17日)にCT検査をしても異常はなく、火曜(18日)にもう1度検査して、異常がなければ騎乗許可の診断をもらう予定」と今週末の騎乗に意欲を見せている。ただ、少しでも不安があれば見送る方向で「レースに乗るようなら、万全の状態と判断してもらっていい」とコメントした。

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