今週の日曜東京メインはヴィクトリアM(G1、芝1600メートル、13日)が行われる。

 桜の大輪を手にした2頭、レッツゴードンキとレーヌミノルがヴィクトリアMで2度目のG1制覇に挑む。ヴィクトリアMは桜花賞と同じ芝1600メートル。06年の創設当初は「桜花賞馬のためのG1」とも言われた。実際に第1回は、その2年前の桜花賞馬ダンスインザムードが勝利。その後も2頭の桜花賞馬が勝利を手にしている。

 だが、15年の桜花賞馬レッツゴードンキは意外なほど苦戦している。16、17年と参戦したが10、11着。「どうも相性が悪い」と梅田師は首をひねる。敗因は折り合いか。「1200メートルのG1で何度も2着に来たほどスピードがある。それだけに(マイルでは)行きたがってしまう」。2走前のフェブラリーSは5着。同じマイル戦だが、ダートの分、さらに持久力が必要となる中で好走した。「砂をかぶってかえって折り合いがついたから、直線で伸びてきた」と師は振り返る。

 今回は折り合うための工夫を施す。「いつも1週前は岩田騎手に乗ってもらってビッシリやるが、今回は助手が乗って余裕残し。テンションを上げないようにしている」。折り合えば、チャンスは十分だ。

 昨年の桜花賞馬レーヌミノルは2日の1週前追いが抜群に良かった。Cウッドの大外を回り、6ハロン79秒5-11秒9の好時計。「あれほど時計が出ているとは思わなかった。それほど余裕があった」と中井助手は好調を感じている。

 “休み明け3走目の馬”だ。桜花賞がそうで、今回も2度使われて一気に気配が上向いた。「3走目になると心身ともかみ合ってくる。今度も筋肉量が明らかに違う」。今回が3戦目になるようローテが組まれてきた。桜花賞馬2頭はともに、底力を見せられる態勢だ。【岡本光男】

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