<オークス>◇21日=東京◇G1◇芝2400メートル◇3歳牝◇出走18頭

 C・ルメール騎手(38)が騎乗した1番人気ソウルスターリング(藤沢和)がG1・2勝目を飾った。藤沢和雄師(65)はJRA重賞100勝目を達成した。

 好位から進め、直線半ばで先頭に立ってそのまま押し切った。勝ちタイム2分24秒1。1馬身3/4差の2着にモズカッチャン、3着アドマイヤミヤビ。

 スタートは普通に出たソウルスターリングは、隣のフローレスマジックがハナに立つと、直後の内につけてすんなりと好位をキープした。1000メートル1分1秒7のスローの流れに外からヤマカツグレースが並びかけるが、隊列は変わることなく4コーナーへ向かう。流れがやや遅くなりかけたとき、前のスペースがあいたとみたルメール騎手が愛馬を導くと、スピードを幾分速めながらコーナーを回る。直線を向いたときには内のフローレスマジックと並んで早々と先頭に躍り出た。芝の良いところを求めて少しずつ外めに持ち出すと、一気に加速して後続を引き離しにかかる。すぐ内側からモズカッチャンが鋭く迫るが、スタンドで見守った藤沢和調教師は「1頭になってふわっとしたけど、そのあとはよかった。長い直線でしたが、大丈夫かな、と思って見ていた」と勝利を確信していた。

 完勝ともいえる内容で桜花賞3着の雪辱を晴らしたルメール騎手は「本当に強かった。お母さんでフランスオークスを勝ち、ソウルスターリングで日本のオークスを勝てた。すごくうれしい。いい枠だったし、スタートも良く、いいポジションが取れた。桜花賞は外枠と馬場が重かったので負けたけど、今日は馬が良くなっていた。直線で脚を使って最後まで頑張ってくれた。今週は2着ばかりでしたが、G1を勝ったのでよかった。(レイデオロにまたがる)来週のダービーが楽しみです」と笑顔で話した。ヴィクトリアマイルをアドマイヤリードで制し、2週連続でのG1勝利。来週のダービーは3週連続G1勝利が懸かる。

 G1通算25勝目の表彰式を終えた藤沢和師は「前走ががっかりしたので、ちょっと長いひと月でした。距離も長くなるし、体調は良かったので心配はしていなかった。素晴らしい馬です。昨日、今日とすごい暑かったけど輸送も短いし、調整は順調にできた。東京コースは2回目。向正面でいい感じだったので大丈夫かなと。デビュー前から評判の馬だったので、オークスを勝ててよかった。オーナーに感謝しています」。今後については「夏は休んで、秋にどのレースに行くか? 関西だけでなく、東京にもいろんなレースがあるのでオーナーと相談したい」と話すにとどめた。また、重賞100勝達成には「もう少し前に出来そうだったのが足踏みしてスミマセン。長い間やらせてもらっているので。もう少しあるので頑張ります」と結んだ。

 馬連(1)(2)は2290円、馬単(2)(1)は2790円、3連複(1)(2)(16)は4600円、3連単は(2)(1)(16)2万130円。

 (注=成績、払戻金などは、必ず主催者のものと照合して下さい)

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