<東京新聞杯>◇7日=東京◇G3◇芝1600メートル◇4歳上◇出走14頭

 2週前に中京1Rで落馬事故にあった浜中俊騎手(27)が、またも不運に見舞われた。1番人気のダッシングブレイズ(牡4、吉村)が最後の直線で内ラチに接触し、落馬。府中市内の病院で精密検査を行い、左橈骨(とうこつ)遠位端骨折など4カ所の骨折、脳振とうと診断され、戦線離脱を余儀なくされた。

 浜中騎手の診断は重いものだった。左橈骨(とうこつ)遠位端骨折、左第2指中手骨骨幹部近位骨折、左第4指基節骨基部骨折、左第4指中手骨頚部(けいぶ)骨折、脳振とうと診断された。落馬直後、JRAは「救護室内では意識があったが、まだボーッとしていた」と説明し、午後4時過ぎに救急車で府中市内の病院に搬送されていた。左手を4カ所骨折しており、当面の戦線離脱は避けられない状況となった。

 レースでは残り400メートルを切ってエキストラエンドの横をすり抜けようとした時に馬が内ラチに接触。バランスを崩し、もう1度内ラチに激突した時に鞍上の体が浮き、内ラチを乗り越えて地面にたたきつけられた。この日の東京芝コースは内側がよく伸びる馬場状態。どの騎手もインへの意識が高く、密集した状態になりやすかった。貪欲に勝利を狙った結果で責められないものの、やや強引な騎乗だったことは否めない。内柵に接触しバランスを崩して落馬したとして、浜中騎手には5万円の制裁金が科された。ダッシングブレイズに異常はなかった。

 浜中騎手は1月24日の中京1Rでも騎乗馬が外に逃避し、外ラチまで飛ばされ、左上腕を打撲。同31日にはシルクロードSをダンスディレクターで制するなど鉄人ぶりを見せていたが、またも不運に見舞われた。

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