<神戸新聞杯:追い切り>

菊花賞トライアル・神戸新聞杯(G2、芝2400メートル、24日=阪神、1~3着馬に優先出走権)に向けて21日、ダービー3着馬のハーツコンチェルト(牡、武井)が最終追い切りを行った。関東馬ながら栗東滞在で調整を進める1頭。2週続けて松山弘平騎手(33)が感触を確かめ、力強い動きを披露した。

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ダービー3着馬ハーツコンチェルトが、秋初戦から力を見せる。この日はデビューからコンビを組む松山騎手を背に、Cウッドで単走追い。道中から行きっぷりのいい走りで、ゴールまでパワフルに駆け抜けた。時計は馬なりで6ハロン86秒2-12秒1。1週前には3頭併せでしっかり負荷をかけられ、18日月曜も坂路で時計(4ハロン55秒6-12秒5)を出した。最終追いは調整程度だったが予定通りに仕上がった。

2週連続でまたがった鞍上は「今日はしまい重点で。前向きさがあって、最後の反応も良かった。順調にきていると思う」とうなずいた。春に比べて大きな変化はないと言うが「もともと完成度の高い馬。いい意味で変わっていない。レースでリズムを整えられれば、いい脚を使ってくれると思う」と期待を込めた。

普段調教する美浦トレセンの坂路が工事中だったため、中間は栗東滞在を選んだ。レース輸送の負担軽減というメリットもあり、順調なら目標とする菊花賞まで栗東で調整を進める予定だ。武井師は「ダービーは一番、脚を使っている。栗東に来てからも変化に動じず、エサも食べて元気。行く気が出ているのもいい傾向」と納得の出来。クラシックのラスト1冠へ、トライアルで弾みをつける。【奥田隼人】

◆ダービー3着馬の神戸新聞杯成績 84年のグレード制導入以降、11頭が出走して【2 4 0 5】の好成績。連対率は54・5%と優秀だ。06年ドリームパスポート、21年ステラヴェローチェが勝利している。

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