日曜東京メインの東京新聞杯(G3、芝1600メートル、2月5日)で、マテンロウオリオン(牡4、昆)が巻き返しを期す。

1番人気を背負った前走の京都金杯では、ゲート内で顔をぶつけるアクシデント。たんこぶができるほどの強打に気持ちが切れたのか、道中で鞍上がうながしても進まず、後方にポツンと置かれた形になった。榎本助手は「(ぶつけた)その影響が一番。競馬していないのでね。帰ってきてからは、なんだか落ち込んでいましたよ」と振り返る。

レースで力を出していない分、肉体的なダメージはなく調整も順調だ。「状態は心配ない。東京マイルも走っている。相手うんぬんより、自分の競馬ができるかどうか。アクシデントの影響がなければいいんですけどね」。昨年のNHKマイルCでは首差の2着と、間違いなく能力は上位。好走した舞台で、仕切り直しだ。【下村琴葉】

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