<有馬記念:2週前追い切り>

有馬記念(G1、芝2500メートル、25日=中山)のファン投票の最終結果が8日、JRAから発表された。春の天皇賞、宝塚記念を連勝し、秋には凱旋門賞に挑戦した(11着)タイトルホルダー(牡4、栗田)が36万8304票で1位に輝いた。

第1回中間発表からファン投票1位を守り続けたタイトルホルダーはこの日、美浦ウッドで2週前追い切りを行った。じっくりと外々を周り、1完歩ごとに手応えを確かめるように周回。直線では鞍上の手が少し動いただけで、スムーズに加速し、調子の良さをうかがわせた。時計は6ハロン83秒9-11秒8。前走の凱旋門賞は日本とは違うヨーロッパ特有の重い馬場に苦労し11着に敗れたが、帰国後リフレッシュした姿をアピールできた。調教を見守った栗田師は「長めで予定通り。少しずつ上がってきていて、フォームなどが落ち着いています。体つき、毛づやも良くて、絞れてきている」と納得の表情。帰国初戦に万全の態勢で出走できるよう、大一番まで入念に調整を進めていく。【舟元祐二】

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