香港ヴァーズ(G1、芝2400メートル、12月11日=シャティン)へ向け、フランスから参戦するボタニク(セン4、A・ファーブル、父ゴールデンホーン)が順調な仕上がりだ。6日はシャティン競馬場の芝コースで力強い走りを披露。6ハロン83秒4(2ハロンごとに29秒3-28秒5-ラスト25秒6)の時計をマークした。ランバート厩務員は「やりたい調教ができましたし、ボタニクは芝コースをとても楽しんでいました。少し物見をしていたけど、とても元気ですし、ニコラス(助手)もとても満足していました。息づかいもいつもどおりでいいですね。(スクーリングで)パドックにも行きましたが、いい感じです」とコメントしている。

ボタニクは凱旋門賞前日に行われた前走ドラール賞を10着に大敗しているが、3走前のG3ルー賞、2走前のG2ドーヴィル大賞を連勝し、今年本格化している4歳馬。ドーヴィル大賞では日本から遠征していたステイフーリッシュを破っている。香港の地で再び日本馬撃破となるか。管理する名伯楽アンドレ・ファーブル師は14年のこのレースをフリントシャーで制している。

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