日本とドイツが再戦だ-。香港ヴァーズ(G1、芝2400メートル、11日=シャティン)にはドイツからバーデン大賞覇者メンドシーノ(牡4、S・シュタインベルク、父アドラーフルーク)が参戦する。

メンドシーノは9月のバーデン大賞で重賞&G1初制覇。4頭立てだったが、2着が昨年の凱旋門賞馬トルカータータッソ、3着が今年のドイツダービー馬サンマルコで、ドイツのトップホースが顔をそろえた一戦だった。続く凱旋門賞は12着に沈んだが、シュタインベルク師は「彼はアドラーフルーク産駒らしい馬ではなく、軟らかい馬場を得意にしているわけではないので、凱旋門賞のタフな馬場がおそらく合わなかったのだと思います。重たい馬場では彼の能力を生かし切れませんでした」と振り返る。

昨年のバイエルン大賞では今年の凱旋門賞を制したアルピニスタの2着という実績もあり、その実力は侮れない。鞍上は前走に続き、昨年の凱旋門賞ジョッキー、レネ・ピーヒュレク騎手が務める。

香港ヴァーズには同レース3勝目を狙うグローリーヴェイズ(牡7、尾関)と悲願のG1初制覇を狙うウインマリリン(牝5、手塚)が日本から参戦する。凱旋門賞では日本馬4頭とドイツ調教馬2頭が激突し、先日のジャパンCにはドイツからテュネスが来日した(9着)。シャティン競馬場の2400メートルで繰り広げられる「日本対ドイツ」の行方は・・・。香港ジョッキークラブの公式ニュースはドイツ調教馬が香港国際競走では未勝利であることを紹介。歴史的勝利を狙うメンドシーノの走りに注目が集まる。

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