ジャパンC(G1、芝2400メートル、27日=東京)の外国馬共同会見が24日、行われた。ニエル賞覇者シムカミル(牡3、S・ワッテル)を管理するステファン・ワッテル調教師(58)の一問一答は以下の通り。

-近走を振り返って

ワッテル師 みなさん、おはようございます。日を追うごとに成長している馬で、最初は小さなレースからキャリアを積み始めて、パリ大賞(2着)でいい走りをしました。相手はオネストでした。ニエル賞は3歳馬にとって、凱旋門賞へのステップレースと言われているレースですが、これを勝つことができました。ここでジャパンCに行くことを決めました。

-輸送を終えて、今の状態は

ワッテル師 輸送は完璧に進みましたし、減った馬体も戻りました。タフな馬なので新しい環境は気にしません。東京競馬場内に厩舎ができ、検疫できるというのも大きいと思います。いい状態で参加できる環境を整備していただいたと思っています。外国から参戦してきている馬も回復が早く、レース当日までに100%になると思います。

-シムカミルの長所は

ワッテル師 ストロングポイントは乗りやすいところで、厳しいペースになったときは強いと思います。冷静にレースを進めることができ、必要なときにすぐに行動に移せると思います。今回は最後の直線でどういう走りができるのかが鍵になります。

-ジャパンC参戦を決めたのは

ワッテル師 すべてのフランス人の競馬関係者が凱旋門賞を見ているので、出走させることは調教師にとっても夢です。今回、フレッシュさを求めたいことと、もう少し時間がたってから凱旋門賞に挑戦させたい、と思ったので凱旋門賞には向かいませんでした。今の馬の状態を見ると、ジャパンCに参戦させて良かったと思います。深い馬場のときはいい走りをしないので、今回のジャパンCの馬場の方が適していると思います。

-希望の枠順、馬場状態はあるか

ワッテル師 ジャパンCのこれまでのレースは動画で分析していますが、極端に外枠だと先頭集団から離れてしまうので、あまり外側ではない方がいいと思います。理想は真ん中、4~12番のゲートになればいいなと思っています。馬場については良馬場を得意としている馬なので、今朝のような馬場状態になればいいと思います。土曜は雨ということでしたので、今日のような馬場ならシムカミルはチャンスだと思います。

-輸送したときに減ったというが何キロか

ワッテル師 ほとんど減らしていません。逆に検疫中に太ったくらいです。今朝、馬を見ましたが、丸っこいなという印象を受けるくらい。太ったのですが、これはいいことだと思います。レース前に神経質になって減らすことがあるので、いい傾向です。

-馬主(ペレル牧場)関係者がジャパンC観戦に来るそうだが

ワッテル師 オーナーとは25年の協力関係にありますので、来てくださるのはうれしいと思います。

-前走ニエル賞は日本のダービー馬ドウデュースを破った。今年の日本の3歳世代はハイレベルだと思うが、ドウデュースに勝ったことはジャパンCの参戦理由になったのか

ワッテル師 ドウデュースのニエル賞は彼が持っている力を発揮できなかったと思っています。シムカミルは大きな差をつけてドウデュースに勝ちましたが、ドウデュースに先着したことがジャパンC参戦の理由ではありません。

-なぜBCターフではなく、ジャパンCを選んだのか

ワッテル師 理由はコースとペースです。コースも展開の速さも合っている。(良馬場がいいので)日曜まで雨が降らなければ勝算があると思っています。

  1. お得な新入会プラン登場! 競馬情報サイト【極ウマ・プレミアム】
  2. 競馬予想に【ニッカンAI予想アプリ】