<秋華賞>◇16日=阪神◇G1◇芝2000メートル◇3歳牝◇出走16頭

3番人気スタニングローズ(牝3、高野)が、ラスト1冠を鮮やかに奪取した。5番手前後の好位を確保し、直線で力強く抜け出した。鞍上の坂井瑠星騎手(25=矢作)は、デビュー7年目で待望のJRA・G1初勝利。

坂井騎手の師匠・矢作師は、感涙に目頭を熱くした。管理馬は除外されたが、居残って観戦。検量室前で弟子を出迎えて肩を抱いた。「いつかは勝つと思っていたけど、ここまでくるとは・・・」と声を詰まらせた。20年に自厩舎のダノンファラオでJpn1ジャパンダートダービーを勝っていたが、待望のJRA・G1制覇。「今日の競馬は完璧。あがることもなく冷静だった。自分の厩舎ではないけどうれしい。世界的騎手になってほしい」と今後にも期待した。

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