キングジョージ6世&クイーンエリザベスS覇者のパイルドライヴァー(牡5、W・ミューア、父ハーバーウォッチ)はジャパンC(G1、芝2400メートル、11月27日=東京)に登録を行う。3日、管理するウィリアム・ミューア師が「アットザレーシズ」に語っている。

同馬はキングジョージを制したが、その後、ケガで戦列を離れ、凱旋門賞参戦を見送っていた。ミューア師はこの日、ブリーダーズカップターフに参戦する可能性がなくなったこと、次走の候補がジャパンCと香港ヴァーズの2択であること、ジャパンCに登録を行うことを明らかにしている。

師はインタビューの中で、先週のライアン・ムーア騎手との会話の内容を紹介。日本競馬を知り尽くし、今秋も短期免許で来日予定の名手は笑みを浮かべながら「ジャパンCにトライしてみませんか」と進言したという。

パイルドライヴァーは3月のドバイシーマクラシックで直線不完全燃焼の4着。6月のコロネーションCで2着に入り、キングジョージでは昨年のコロネーションC以来2度目のG1制覇を果たした。ミューア師は「成績だけ見れば凱旋門賞に出走していれば大きな仕事をしたかもしれません。(キングジョージ2着の)トルカータータッソが3着でしたから。ただ、勝ったアルピニスタは素晴らしかった。サー・マーク(プレスコット師)が素晴らしかったです」と今年の凱旋門賞への見解を語り、「私たちは来年の凱旋門賞を狙っていきます」と意欲を見せた。

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