<凱旋門賞>◇2日=仏パリロンシャン◇G1◇芝2400メートル◇3歳上牡・牝◇出走20頭◇1着賞金285万7000ユーロ(約4億円)

過去最多の4頭が参戦した世界最高峰の舞台で、G1・3勝馬タイトルホルダー(牡4、栗田)は11着に敗れた。直前に降り出した雨の中、パリロンシャンでも果敢な逃げで風を切ったが、重い馬場にスピードをそがれて失速した。横山和生騎手のレース後コメントは以下の通り。

-レースを振り返って

横山和騎手  やはり、甘くないなというのが一番ですね。

-スタートは好発だった

横山和騎手 今回もしっかり上手にゲートも出てくれまして、日本とは違うこういう環境で、本当にタイトルホルダーには頭が下がりますね。ちょっとテンションも高かったんですけど、ゲートに入ったら落ち着いてくれたので。

-道中はブルームのプレッシャーもあった

横山和騎手 それでも思ったよりもリズムも良かったですし、折り合いなんかもついていたので。そんなに気にはしなかったんですけどね。

-乗っていて感じた日本との違い

横山和騎手 直前に結構、雨も降ってしまって。僕の馬も決して最後、直線に入った時のイメージなんかは「あ、これもしかして」と思ったんですけど、やはりそこを持ったままの手応えで勝ち馬(アルピニスタ)が来たので。ちょっとこれはやはり、向こうの馬たちが走り慣れているなと思いましたね。

-タイトルホルダーはもっと上を目指せる

横山和騎手 そうですね。こういう経験をさせていただいて。今回は馬が一番苦しいというか、環境も変わりましたし、頑張ってくれたと思うので。日本に帰ってからはまた一から、気を引き締め直して、タイトルホルダー陣営で頑張っていければなと思います。

-日本のファンへ

横山和騎手 すみません。たくさんの方が起きていて、応援してくださったと思います。本当は最高の姿を見せることができればなと思ってたんですけど、このような形になってしまって。ただ、タイトルホルダーはこれで終わりじゃないですから。まだまだこれからも素晴らしく、かっこいい走りを見せてくれると思うので。また日本に帰ってからも応援してくださると、うれしいです。

  1. お得な新入会プラン登場! 競馬情報サイト【極ウマ・プレミアム】
  2. 競馬予想に【ニッカンAI予想アプリ】