今年の凱旋門賞は4頭の日本馬に加え、追加登録を決めたオーストラリアG1・11勝の7歳牝馬ベリーエレガントの参戦などもあってフルゲートの20頭になる模様になっています。

その昔は30頭が出走してラッシュになった年(67年、後に輸入されたトピオが優勝)もありましたが、今年、20頭立てになれば近年では牝馬トレヴが制した14年以来で、94年以降では3度目のフルゲートということになります。また、この14年は日本からハープスター(6着)、ジャスタウェイ(8着)、ゴールドシップ(14着)の強豪3頭が挑んだ年としても記憶されています。

英国のレーシングポスト紙は今年の凱旋門賞の主役を「スーパー6」として紹介しています。

「スーパー6」はG1愛チャンピオンSを制して6戦5勝としたルクセンブルク(牡3、父キャメロット)、年をまたいでG1・5連勝中の牝馬アルピニスタ(牝5、父フランケル)、昨年の覇者トルカータータッソ(牡5、父アドラーフルーク)、日本を代表するタイトルホルダー(牡4、父ドゥラメンテ)、G1仏ダービーとG1エクリプスSを連勝し、二転三転の末に参戦を決めたヴァデニ(牡3、父チャーチル)、昨年の英ダービー馬で、凱旋門賞は4着だったアダイヤー(牡4、父フランケル=回避予定)の6頭です。このうちヴァデニとアダイヤーは良馬場を参戦の条件にしていて、もし昨年のような重馬場になれば、当日の出走取り消しもありえるかもしれません。

現地の天気予報を見ると土日は曇りで、降雨なしの予報。悪くてもやや重までで行われる可能性が高いようです。重ければ重いほどチャンスが広がるトルカータータッソには嫌な材料ですが、これを除く有力5頭や、タイトルホルダー以外の日本馬、それに7月のG1パリ大賞で切れる脚を披露したオネスト(牡3、父フランケル)などに向いた馬場になりそうです。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)

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