凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=パリロンシャン)のフルゲートが拡大される可能性が出てきた。26日の第1回取り消し登録を終えた時点での登録馬は27頭。27日の第2回取り消し登録で24頭になった。28日の追加登録をもって参戦を予定している豪G1・11勝馬ベリーエレガント(牝7、F・グラファール)を加えれば、出走意思のある馬は25頭に増加する見通しとなっている。

凱旋門賞のフルゲートは20頭。従来であればレーティングによる除外が発生するが、フランスギャロのアンリ・プレ氏は「上限は20頭だが、それを超えるかにどうかについては、その決定がもたらす全ての影響を考慮した上で、現在検討中だ。(26日の)最初の登録取り消しが何をもたらすかを待っている。そして、次の登録取り消しがどうなるかによって、結論を出すだろう」と、英レーシングポストの取材に答えている。

仮にフルゲートが21頭以上に拡大された場合でも、JRAの海外馬券は購入が可能となる予定だ。農水省へフルゲートが拡大したことを報告し、認可を受ければ、現在のシステム的には24頭立て(カレンミロティックが参戦した16年メルボルンCは24頭立て)まで対応ができる。

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