<レパードS>◇7日=新潟◇G3◇ダート1800メートル◇3歳◇出走15頭

短期免許で来日中の香港のチャクイウ・ホー騎手(32)が、騎乗2週目でJRA重賞を初制覇した。

7番人気カフジオクタゴン(牡、矢作)とコンビを組み、直線でタイセイドレフォンとのたたき合いを首差制した。同馬は重賞初挑戦を飾り、勝ち時計は1分51秒9。怪物ゴールデンシックスティ(せん7)などで数多くの香港G1を制している名手が、挑戦2度目で日本のタイトルを奪取した。

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日本を代表する名手川田騎手との激しい追い比べを制したのは、香港の名手ホー騎手だった。最後の直線。鞍上は必死に追ってカフジオクタゴンを鼓舞し、腕っぷしの強さを見せつけた。パートナーの闘争心をゴールまで持続させ、タイセイドレフォンを首差退けた。「川田騎手のようなトップジョッキーとのたたき合いは、すごくエキサイティングだったし、すごく楽しかったです」と実感を込めた。

7月30日の新潟で日本初騎乗を果たし、12Rで来日初勝利を飾った。翌31日のアイビスSDではアヌラーダプラ(17着)でJRA重賞初挑戦。騎乗2週目で早くもタイトルをもぎ取った。日本での騎乗を熱望していた昨年は、コロナ禍で断念した。そんな中、昨年4月のクイーンエリザベス2世Cでは、カフジオクタゴンと同じ矢作厩舎のラヴズオンリーユーを海外G1勝ちに導いた。母国で築き上げた陣営との信頼関係は、真夏の新潟でさらに厚くなった。「水曜日に騎乗した時は太いと感じたが、返し馬では軽い走りで別馬のようだった。矢作厩舎の馬で勝ててうれしいですし、いい状態に仕上げてくれたチームをたたえたい」と感謝した。

2勝クラスを勝ち上がった直後の重賞勝ち。次はさらに強い馬との戦いが待ち受ける。安藤助手は「今日のようなら、古馬オープンと戦っても楽しみ」と自信をのぞかせ「まだ体が緩いし、パンとしてくればもっと良くなる」と伸びしろを期待した。今後はひと息入れる予定。ダート一線級との対決に、カフジオクタゴンはしばし英気を養う。【井上力心】

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