<追い斬り激論:ラジオNIKKEI賞>

夏の福島開幕週のメイン、ラジオNIKKEI賞(G3、芝1800メートル、7月3日)へ向けた追い切りが29日、東西トレセンで行われた。「追い斬り激論」は美浦のボーンディスウェイ(牡、牧)を木南友輔記者、栗東のサトノヘリオス(牡、友道)を藤本真育記者がプッシュ。皐月賞14着&17着の2頭が反転攻勢だ。

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マイク 宝塚記念が終わって本格的に夏競馬です。

木南 ラジオNIKKEI賞は3歳限定戦で唯一のハンデ重賞。ハンデ戦という設定だけど、過去に多くの名馬が走ったレースだ。

マイク 今年の宝塚記念だと、2着ヒシイグアスは19年に1番人気9着。8着パンサラッサは一昨年に7番人気2着。将来性だけでなく、現時点の完成度も問われる舞台。見極めなければいけない重賞ですよね。

木南 美浦で目立ったのはボーンディスウェイだ。ウッドで3頭の隊列の最後方から追走して、直線は内からではなく、外から併入した。時計6ハロン83秒4-ラスト11秒9。鞍上は持ったままではじけそうな手応えだったし、皐月賞14着以来の実戦で、暑さの中だけど、活気があった。

石橋騎手 先週もいい動きだし、今週も良かった。使うごとに良くなってきていると思います。(3番手で運んだ)皐月賞(勝ち馬と1秒0差)は内が残るなら、と思って一発を狙っていきました。いい馬ですし、この馬、力ありますよ。

マイク 栗東からはサトノヘリオスです。こちらも皐月賞以来。Cウッド単走で、やや行きたがるところも見受けられたけど、我慢は利いて走りもスムーズ。時計は4ハロン53秒0-ラスト11秒7。迫力ある動きで活気を感じました。

岩田望騎手 しまいを伸ばすイメージで乗りました。先週は併せた分、ムキになっていたけど、今日はよかったです。皐月賞(の敗因)は2走目で道中テンションが上がり、折り合いを欠いた分だと思います。休ませたことでだいぶ落ち着きがあります。暑さがこたえている感じもないです。

木南 ヘリオスはホープフルS13着、皐月賞17着と負けるときが派手だよね?

マイク 続けて使うと能力を発揮できない馬なのか、休み明けの方が走ってます。友道師も「体調はいい。元気が有り余っているときの方が好走していると思う」と。未勝利、エリカ賞をレコード勝ちしているので、開幕週の馬場もいい。

木南 2頭とも皐月賞トライアルの重賞で3着。重賞2着経験のあるベジャールが56キロ、ソネットフレーズ(牝馬)が54キロなのに対し、55キロはかなり魅力だよ。13頭立てだけど、今年も面白いメンバー。このレースで負けた馬たちの中に将来のG1馬&好走馬がいるかも・・・。

◆前走皐月賞組のラジオNIKKEI賞 ハンデ戦となった06年以降で8頭が出走し【0 1 0 7】。皐月賞9着からの参戦だった19年ダディーズマインド(54キロで7番人気4着)以外は、皐月賞で2桁着順だった馬しか出ていない。昨年、皐月賞12着のワールドリバイバルが53キロで11番人気2着になったのが唯一の連対となっている。

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