<帝王賞>◇29日=大井◇Jpn1◇ダート2000メートル◇4歳上◇出走9頭◇1着賞金8000万円

浜中俊騎手(33)騎乗の5番人気メイショウハリオ(牡5、岡田)が直線の接戦を首差制し、G1初制覇を飾った。

勝ち時計は2分3秒3。管理する岡田稲男師(61)はこれがG1初勝利。テーオーケインズ、チュウワウィザード、オメガパフュームの3強と言われた一戦を制し、一気にダート界のトップに躍り出た。

3強とは言わせない。大井の直線。馬群の真ん中から突き抜けたメイショウハリオが首差で押し切った。ゴールまでは長かった。先団から進出し直線早めに先頭に立つ。内からチュウワウィザード、外からはオメガパフュームと歴戦のG1馬が食らい付いてくる。浜中騎手は必死に追って相棒を励ました。力ずくで強豪をはねのけ、鞍上は左手にこぶしを作った。浜中騎手は「気持ち良かった。道中は理想通りの競馬でした。追えばしっかり伸びてくれる馬なので。直線はよく頑張ってくれました」とたたえた。

9頭立てとはいえ、日本を代表する砂の名馬が集まった一戦。一気にトップへ躍り出た。同時に地方遠征、ナイター、2000メートル。初物ずくめの課題はあったが、全てをクリアした。愛馬の力走を見守った岡田師は「これだけ大きなレースに初挑戦で勝ててうれしい。このメンバーに勝てたのは自信につながる。大きなパフォーマンスでした」と、自身にとっても初のG1勲章をプレゼントしてくれた愛馬に目を細める。次走は未定だが、春のダート総決算を制し、次に見据えるは当然大きな舞台だ。「賞金加算ができて、これでどこでもいける。でもひと息入れたいね」と師。今後のダート最前線に新たな1頭が加わった。【舟元祐二】

◆メイショウハリオ▽父 パイロ▽母 メイショウオウヒ(マンハッタンカフェ)▽牡5▽馬主 松本好雄▽調教師 岡田稲男(栗東)▽生産者 三嶋牧場(北海道浦河町)▽戦績 17戦7勝(うち地方1戦1勝)▽総収得賞金 2億3581万9000円(うち地方8000万円)▽主な勝ち鞍 21年みやこS(G3)、22年マーチS(G3)▽馬名の由来 冠名+世界一速いハリオアマツバメより

●勝負服

<チュウワウィザード=2着>川田騎手 ドバイ帰りできつい中でもしっかりと自分の能力を出してくれました。2着でもとてもいい内容でした。

<オメガパフューム=3着>M・デムーロ騎手 スタートはいつもより出た。競馬の内容は完璧だと思ったけど、勝ち馬が止まらなかったから、気持ちがなくなって最後あまりファイトしていなかった。

<テーオーケインズ=4着>松山騎手 ちょっと結果を出せなくて申し訳ないです。枠もよかったですし、いい形で流れには乗れたんですけど・・・。

<クリンチャー=5着>森泰騎手 もうちょっとゆったり行ければよかったけど、まくりが来たり、先行勢に苦しい競馬になった。

<ノンコノユメ=6着>真島大騎手 自分のペースで行って、しっかりしまいも脚を使っている。馬場が乾いていたので、もうちょっと(湿って)かかりがあれば。まだやれるかな。

<ネオブレイブ=8着>今野忠騎手 テンションが高かった。

<オーヴェルニュ=9着>福永騎手 思ったより絡まれた。息を入れたいところで入れられなかった。

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