ファン投票1位に応え、宝塚記念を制したタイトルホルダー(牡4、栗田)は28日、美浦トレセンの自厩舎で軽めの運動を行い、穏やかに過ごした。今後は1週間ほど厩舎で様子を確認後、放牧でリフレッシュし、秋の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=パリロンシャン)に直行する。

栗田師は「レース内容も良かったし、何より騎手(横山和)が自信を持って乗っていたと思います。馬の長所を生かす競馬をしてくれました。(レースが)終わった後になるけれど、個人的には昨年の有馬記念の競馬は敗れたけれど、いい内容だったと思うし、とてもうまく乗っていたと思っていたので、あの形(2番手)の競馬も大丈夫だと思っていました。改めて心肺機能とスピードが素晴らしいと思いました。今後は1週間ぐらい時間をかけて、様子を見ようと思っています。(レース当日は阪神競馬場を出発して)夜中に(美浦へ)着きました。今朝も落ち着いた感じで過ごしていて、何も問題ありません。放牧へ出して、凱旋門賞に直行する予定です。7月中に現地を視察してきます。まだ馬は良くなる要素もあるし、いい部分を消さないように、成長させていきたいと思っています」とレースの振り返りと今後の見通しを説明した。

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