デビューから4カ月、今村聖奈騎手(18=寺島)が大活躍を見せている。JRA連続週勝利こそ「7週」でストップしたが、すでに16勝で新人騎手のトップを行く。夏の小倉開幕を飾るサマースプリントシリーズ第2戦・CBC賞(G3、芝1200メートル、7月3日)では重賞初騎乗の可能性も浮上。父で元ジョッキーの今村康成調教助手(43=栗東・飯田祐厩舎所属)の目には、娘の活躍がどのように映っているのか。思いを聞いた。【取材・構成=網孝広】

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ルーキー今村聖奈騎手の進撃は続いていく。JRA連続週勝利こそ止まったが、3月4勝、5月8勝、6月4勝とデビュー4カ月でJRA通算16勝。その活躍は父の目にどう映るのか。

康成氏 だいぶレースに慣れてきた。慌てないところがいい。馬の邪魔をせず、リズムに合わせたレースをするのに気付いたから、結果につながっている。一番はいい馬を用意してくださっている関係者の方々のおかげ。それに、いろんな方が見てくださっている。

父はJRA通算1073戦45勝、重賞1勝。12年12月に引退した。同期には板倉真由子さん、押田純子さんと2人の女性がいて、その大変さは身近で感じていた。

康成氏 当時は4キロ減(50勝以下の女性騎手)はなくて、男性騎手と同じ条件のスタート。余計に勝つのが難しかった。今は、女性ジョッキーとしては恵まれた環境なのかなと思う。聖奈の活躍が、女性騎手になりたい子の励みになれば。

聖奈騎手は4人きょうだいの長女。末っ子が長男で、姉3人の構成。ファンの声援はもちろん、家族の応援も力になっている。

康成氏 家に帰ってくると、きょうだいと遊んで、犬とも遊ぶ。2歳の長男はテレビや新聞を見て「聖奈、聖奈」って言ってます。他のお姉ちゃんの名前はまだ言えないんですが「聖奈」だけ言える。「パパ、ママ、聖奈、ばいきんまん」しか言えない(笑い)。

今週のCBC賞では重賞に初騎乗する可能性が高い。今後、重賞に乗る機会が増えれば、いずれG1騎乗のチャンスも訪れる。タイトルへの期待も大きい。

康成氏 それはみなさんの応援があってこそ。依頼がないと舞台には立てない。長くジョッキーを続けるつもりだと思うので、今後、彼女の存在が目標にしてもらえるような、そんなジョッキーになってほしいですね。

両親も妹も、2歳の弟も愛犬も、重賞初挑戦を見守っている。

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