JRAは27日、大阪市内で定例会見を開き、今夏の札幌競馬期間中に競走馬トラッキングシステムの導入実験を行うことを発表した。同システムは、出走馬のゼッケンにGPSを含むセンサーを装着して、レース中の位置情報を瞬時に収集することで、中継映像に各馬の走行位置をグラフィック表示するもの。海外の複数の国では既に導入されており、JRAも「億単位」の費用をかけて導入する方向だ。

担当者は「競馬初心者も応援する馬がどこを走っているか分かりやすい。来年4月の京都競馬場リニューアル時に本格導入を目指したい」と話した。実験は8月20、21日、9月3、4日の札幌12Rで行われ、同競馬場内のモニターテレビなどで映像を流す予定だ。

今回の実験では、富士通とNECの2社のシステムを使用。前後の位置関係だけでなく、馬場の内外の並びも表示される見込みだという。ゼッケンに装着するGPSセンサーの重さは約100グラムで、スマートフォン程度の大きさになる。来春からの導入が決まれば、当面は重賞やメインレースのみで採用することになり、将来的には各出走馬の200メートルごとのラップタイム表示もできる可能性がある。

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