土曜の東京ジャンプS(J・G3、芝3110メートル、25日)でマイネルヴァッサー(牡9、土田)が重賞初制覇を狙う。

今年は中山新春ジャンプS2着、小倉の障害オープン2着、2月の春麗ジャンプSを5馬身差で快勝。ペガサスジャンプSは左後肢ハ行で取り消したが、奥手のステイゴールド産駒らしく、9歳となり、充実のシーズンを送っている。今年の中山グランドジャンプは同じステイゴールド産駒で11歳のオジュウチョウサンが1着、同産駒で10歳のマイネルレオーネが3着に入っており、まだまだ上を狙っていける馬だ。先週、今週と栗東から小野寺騎手が追い切りに駆けつけ、感触をつかんでいることも強調材料になる。「休み明けですが、調教の動きはいいですし、飛越もいつもどおり上手。あとは実戦で動ければ」と鞍上。人馬とも勝てば重賞初制覇になる。

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