<宝塚記念:追い切り>

年度代表馬が完全復活だ。上半期のG1戦を締めくくる宝塚記念(芝2200メートル、阪神=26日)の追い切りが22日に行われ、エフフォーリア(牡4、鹿戸)が美浦ウッドコースで豪快な動きを披露した。初ブリンカーの効果もあり、1週前追い切りとは反応が一変。ラップ分析でも今回の動きは絶好調時のもの。本命党・松田直樹記者は、まさかの9着に敗れた大阪杯からの巻き返しを確信した。宝塚記念の枠順はきょう23日に確定する。

◆エフフォーリアの追い切りラップ分析 今回は残り3ハロンから2ハロンが14秒1、2ハロンから1ハロンが12秒3で「1秒8」加速している。直近4走の最終追い(同区間)では、絶好調と言われた昨年天皇賞・秋時の「2秒0」に次ぐ速さだ。4角から直線に入る付近でスムーズにギアチェンジしていることがうかがえる。また、大阪杯時は連続1秒以上の加速は残り2ハロン地点からだったが、今回は3ハロン地点からとなり、コーナー部分からスピードに乗っていることが分かる。ちなみに快勝した昨年有馬記念時は5ハロン地点から連続1秒以上加速する理想的ラップを刻んでいた。

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