春のグランプリ宝塚記念(G1、芝2200メートル、26日=阪神)の最終追い切りが22日、東西トレセンで行われた。昨年の年度代表馬エフフォーリア(牡4、鹿戸)は美浦ウッドで3頭併せを行い、6ハロン85秒0-11秒1を計時。2週続けて稽古にまたがった横山武史騎手(23)が共同会見に出席し、感触など振り返った。一問一答は以下の通り。

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-前走の大阪杯を振り返って

横山武騎手 追い切りの時から感触がよろしくなくて、それでも能力ある馬ですからどうかなと思っていましたが、輸送もありましたし、競馬はそんなに甘くなかったです。

-1週前追い切りは

横山武騎手 正直感触はあまり良くなくて、何か工夫が必要ということで、先生、牧場と相談して馬具を工夫し、ブリンカーを着用しました。

-最終追い切りは

横山武騎手 初ブリンカーということで、その感触を見るという形でしたが、1週前とは明らかに変わっていて、久々に4角でがっつり抱えながら回って来られたので、やっとエフフォーリアらしさが見られました。

-万全の態勢

横山武騎手 完全に不安がなくなった訳ではないですし、競馬に絶対はないので、絶対大丈夫とまでは言えないですが、間違いなく1週前より馬の雰囲気が良くなっているので、そこは良かったと思います。

-鹿戸師とはどんな会話を

横山武騎手 ブリンカーの感触をすごくいいと伝えて、動き自体も先生は満足していました。

-阪神の内回りは

横山武騎手 2回目ですし、大丈夫だと思います。1ハロン延びることも問題ない馬です。心配はないです。

-前回の経験を生かせる

横山武騎手 競馬場というよりは、輸送自体が前走より慣れが見込めると思います。

-相手関係は

横山武騎手 かなり強い馬がそろいました。皆武器を持った馬。その馬たち相手にどれだけエフフォーリアがパフォーマンスを見せてくれるかですね。

-立ち回りのイメージは

横山武騎手 これといったことはないですが、とにかくエフフォーリアの力を出せる立ち回りをしたい。

-ファンに向けてひと言

横山武騎手 前走は残念ですが、エフフォーリアはあんなもんじゃないという事と、この馬が一番強いのは僕が一番知っているので、何とかまたエフフォーリアとG1を取りたいと思います。よろしくお願いします。

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