<ヴィクトリアM>◇15日=東京◇G1◇芝1600メートル◇4歳上牝◇出走18頭

1番人気レイパパレ(牝5、高野)は直線失速し、12着に沈んだ。

ゲートでつまずいて他馬に後れを取ったが、すぐさまリカバーして3番手の外を選択。レシステンシアとともに、先手を奪ったローザノワールをマークして進んだ。道中はこれまでの中距離戦同様、なだめつつの追走。残り400メートルの時点で手応えがなくなりはじめ、優勝争いから脱落した。1着ソダシは道中4番手、3着レシステンシアは同2番手、4着ローザノワールは同1番手。前残り優勢の中で、初めて2桁着順に終わった。

川田騎手は「こういう競馬になってしまって、申し訳なく思っています。改めてこういう走りになった理由を探っていきたいと思います」と振り返った。

高野師は「スタートでつまずいて、そこからリカバーが必要でした。心身のバランスが崩れてしまった。それでもジョッキーが一生懸命乗ってくれました。マイルというよりは、違うところに敗因があるのでは」と首をひねった。

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